本翡翠の意味・効果・石言葉・相性の良い組み合わせまとめ

本翡翠(ひすい)は、勾玉として縄文時代から日本人に親しみのある石です。どんな意味や効果があるのか詳しくみていきましょう。

目次

本翡翠ってどんな石?詳しい意味

意味

翡翠は宝飾品としても有名な石で、ジュエリー店では翡翠を使ったアクセサリーが多くみかけられます。ミャンマー産のものが多く流通していますが、日本の糸魚川でも産出された糸魚川翡翠もよく知られています。糸魚川産の翡翠は非常に美しいためブランド化しており、値段も高価です。

翡翠というと薄い緑色のイメージが強いですが、実は赤、青、紫、ピンク、オレンジ、黄色などさまざまな色合いがあるのが特徴です。そのほか、真っ白な石も存在します。

翡翠には2種類あり「硬玉」「軟玉」に分けられます。見た目では判別がつきにくですが、硬度が高い硬玉は「ジェダイト」硬度が低い軟玉は「ネフライト」と呼ばれます。価値はジェダイトの方が圧倒的に高く、区別するためにジェダイトのことを本翡翠と呼ぶこともあります。

歴史・言い伝え

翡翠は「かわせみ」と読むことができ、翡翠の美しい緑色が鳥のかわせみをイメージさせることから、翡翠という名前が付けられた歴史があります。日本では縄文時代から豊穣や幸運のお守り「勾玉」として大切にされ、身分の高い人だけが持つことを許されたことが遺跡から分かっています。

中国でも、古くから翡翠は仁・義・礼・智・信の五徳を高めるとされ、王族や富豪などの成功者は正妻に翡翠を贈る習慣があったようです。また翡翠は玉(ぎょく)とも呼ばれ、神秘的なパワーがあると言い伝えられてきました。国王などのトップに立つ人の座る椅子を玉座と呼ぶのはこのためです。

本翡翠の効果

効果

本翡翠は成功と繁栄を導く石といわれています。そのため、持つ人の能力を引きだし、目標達成のための洞察力や忍耐力を与えてくれる効果があります。また、古来より五徳を強める効果があるといわれ、リーダーシップをとる立場にある方などが人を率いていくうえで人間的にレベルアップしたいとき、人徳を高めたいときに役立ってくれます。

また、事業運にも効果があり、成長過程の事業を安定させてくれます。ほかには強力な邪気払いのお守りとしてネガティブなエネルギーを払いのけてくれるため、目標達成までに起きるあらゆるトラブルを回避してくれるでしょう。

身体的な影響としては、新陳代謝を活発にして停滞したエネルギーを循環させるデトックス効果が期待できます。そのため、腎臓などの不調を改善するといわれています。

石言葉

  • 繁栄
  • 成功
  • 成長
  • 純粋

こんな人におすすめ

  • 経営者の方
  • リーダーシップをとる立場にある方
  • どうしても達成したい目標がある方

翡翠は古来から成功者によって大切にされてきた歴史をもつ石です。そのパワーにあやかり、大きな成功をつかみたい方におすすめです。物事がうまく運ぶように、強力にサポートしてくれるでしょう。

また、仕事面ではリーダーシップをとったりする役職に就いている人に対して特にパワーを発揮します。人徳を高める効果もあるため、仲間の信頼を得るリーダーとして大活躍できるでしょう。

本翡翠のお手入れ・浄化方法

お手入れ・浄化方法

  • クラスター
  • セージ
  • 太陽光
  • 月光
  • 流水

特にNGな浄化方法はありません。非常に硬い石なので、扱う際に割れてしまうといった心配もありません。定期的なお手入れで、長い間パワーストーンの効果を楽しみましょう。

相性の良い組み合わせは?

本翡翠 × スギライト

スギライトは強いヒーリング効果があり、持つ人の霊性を高めてくれる石です。本翡翠と組み合わせることで、潜在能力を強力に高め、目標達成へとより近付くことができるでしょう。「受かりたい試験や達成したい具体的な目標がある」という人におすすめです。

本翡翠 × アベンチュリン

アベンチュリンは癒し効果があり、心身の不調を改善してくれます。デトックス作用のある本翡翠とい合わせて身に付けると、細胞を活性化し健康を維持するサポートをしてくれます。体にもたらしてくれる効果も期待できるため、心も体も癒されたい人にはとくにおすすめです。

本翡翠 × 水晶

水晶は浄化作用に優れ、魔除けのお守りとしても効果のある石です。本翡翠も同じく邪悪なものを寄せ付けないパワーを持っています。トラブルが予想される厳しい道を歩むとき、持つ人の助けとなってくれるでしょう。

本翡翠の基本データ

英名jadeite
和名翡翠輝石
産地ミャンマー、アメリカ、日本 など
緑、青、紫、ピンク、赤色、黄色、褐色、白など

関連記事

カテゴリーCategory