姫川薬石(ひめかわやくせき)は、日本で産出される薬石です。特に身体への効能が大きいと評判で、健康グッズとしても人気を集めています。
詳しい意味や効果をみていきましょう。
目次
姫川薬石ってどんな石?詳しい意味
意味
姫川薬石は、新潟県の糸魚川市にある姫川渓谷周辺で産出される天然ラジウム鉱石を意味します。約6,500万年前の火山噴火によってできた火山岩の一種とされています。川の中で長い間堆積した火山岩が、時間をかけてゆっくりと川の上流から海へと流れ着き、海岸へ打ち上げられて採取されます。
姫川薬石は微量の放射線やトリウムを放出しているため、ホルミシス効果が期待できるとして人気が高まっています。ホルミシスの効果には、免疫力の向上や細胞の活性化、自然治癒力の向上などがあります。そのため、姫川薬石は健康におけるお守りとしてぴったりではないでしょうか。
このように、近年健康グッズとして広く流通している姫川薬石ですが、偽物も出回るようになっているようです。よく似た石が姫川薬石として販売されているケースもあるため注意が必要です。
歴史・言い伝え
新潟県糸魚川周辺では、姫川薬石は「虎石(とらいし)」とも呼ばれ古くから親しまれてきた歴史をもつ石です。
治療でも使われていたようで、痛いところに姫川薬石をあてたり、体調の悪いときは姫川薬石を入れたお風呂に入ったり、怪我や病気の治癒に効果があるとされています。
また結婚式の引き出物として姫川薬石の加工品が使用されることもあり、地元の方にとっては、非常に身近な存在だそうです。
姫川薬石の効果
効果
- 温浴効果
- 寝つきが悪い人がぐっすり眠れるようになる
- 体の痛みを緩和する
ラジウム温泉は自然治癒力を高めてくれるようだと人気ですが、姫川薬石をお風呂に入れることで自宅で手軽にラドン温浴が楽しめるそうです。
お風呂に入りながら手足をマッサージするとより効果が高まるといわれています。またお風呂上がりのポカポカが長い間続くそうなので、冷え性に悩んでいる方はより高い効果が期待できるかもしれません。
また、姫川薬石はヒーリング効果も高いパワーストーンと言われています。姫川薬石を近くに置いて眠ると良く眠れるようになり、悪い夢を見なくなるともいわれています。手で触るだけでもリラックスして心が落ち着くそうなので、ぜひいちど試してみてはいかがでしょうか。
石言葉
・心身の活性化
こんな人におすすめ
- 日々を健やかに過ごしたい
- 精神を安定させたい
- 冷え性に悩んでいる
姫川薬石は身体を内側から温めてくれる効果があります。体温が1度上がると免疫力が向上するため、免疫力が下がってしまった体にが特に効果的といわれています。健康運アップだけでなく、内側のメンタルや癒しなどにも効くといわれています。
そのため、「健康運をあげたい」「精神を安定して癒されたい」という人には特におすすめと言えるでしょう。
姫川薬石のお手入れ・浄化方法
お手入れ・浄化方法
- クラスター
- セージ
- 太陽光
- 月光
- 浴水
姫川薬石は全ての浄化方法に適していると言われるパワーストーンです。姫川薬石を使っていると、だんだんと茶色く変色してきます。日々洗浄することで変色を遅らせることはできるものの、もとに戻すことはできません。完全に変色してしまったものは、海や川に戻してあげるのがいいでしょう
相性の良い組み合わせは?
姫川薬石 × ブラックトルマリン
ブラックトルマリンには遠赤外線効果があり体を芯から温めてくれます。姫川薬石と一緒にお風呂に入れると、相乗効果でさらに身体がポカポカになるそうです。自然治癒力を高めてくれる効果が期待できるかもしれません。
姫川薬石 × 北投石
姫川薬石と北投石は、より強力に自然治癒力にアプローチできると言われている組み合わせです。
姫川薬石× 糸魚川翡翠
糸魚川周辺は石の宝庫として知られ、姫川薬石のほかにも翡翠が産出されることで有名な場所です。糸魚川で採れる翡翠(ヒスイ)は糸魚川翡翠と呼ばれ、良質で貴重な石とされています。
姫川薬石と糸魚川翡翠はともに川の中で長い時間眠っていた石同士なので、波動もぴったりで、両者の持つエネルギーをさらに高めることができます。
姫川薬石の基本データ
英名 | なし |
和名 | 姫川薬石(ひめかわやくせき) |
産地 | 新潟県 |
色 | 薄茶色 |