世界三大ヒーリングストーンとしても有名なスギライト。ストレスの多い現代では需要も高い石ですが、需要を逆手にとって偽物を販売しようとする人も後を絶たないようです。ここでは、本物のスギライトと偽物の違いなどを解説していきます。
目次
偽物のパワーストーンがあるって本当?
スギライトに限らず、様々なパワーストーンで偽物が販売されています。プラスチックやガラスなどで作られたものは素人でも判断できる場合がありますが、他の似たパワーストーンの名前を偽って売られていたりすると、多色性があるなどの余程の特徴がなければ素人目での判別は難しいです。
専門店や鑑別書付きで販売して居るお店は良いですが、お祭りやイベントなどで販売しているパワーストーンは偽物が含まれている可能性もあるので注意しましょう。
本物のスギライトの特徴
スギライトの特徴
基本的には紫色が多く、鮮やかな紫色から暗い紫色まで幅広いです。ピンクや黒、青まで様々な色があるため、色のみでスギライトを識別するのは難しいです。マーブル柄のような模様が入っていることも多く、模様も個性的です。
純粋な結晶型は珍しく、内包物(インクルージョン)と一緒に不規則な形を形成することが多いです。
モース硬度は5.5〜6.5と、とても硬いというわけではないので、ナイフで傷がついてしまいます。あまり衝撃などを与えると傷がついてしまう可能性もあり、注意が必要です。
パワーストーンのスギライト
ヒーリングストーンとして有名なスギライトは、負の感情を取り除くなどの精神面での効果や、抵抗力を高めるといった身体面での効果も期待できます。健康のお守りとして利用されることも多く、闘病中の方へのお見舞いとしてのプレゼントにもおすすめです。
余命宣告されたガン患者にスギライトのブレスレットをプレゼントしたところ腫瘍が消えたという噂もあるほどなので、病気が心配な方に向いています。
偽物?本物?自分で判別する方法
プラスチックやガラスで作られた偽物のスギライトは本物よりも軽く、石を持ったときの重さがないので持ったときの感覚で判断できます。
しかし、スギライトにはプロでも判別が難しい偽物があります。本物のスギライトの粉末を使用した人工のスギライトで、素人が見分けるのは至難の技です。
本物ではありますが、質が悪いスギライトに塗装した粗悪品もあります。スギライトであることに変わりはありませんが、濁りが多いものやくすんでいるものなどはパワーストーンとしての効果が薄いです。また、質が悪いものであれば相応の値段で売っているものですが、塗装したものは「質がいいスギライト」としての値段で売っているのでお金ももったいないです。
スギライトの平均価格
安いブレスレットは1,000円〜4,000円程度で販売されていますが、高いものでは10万円近い値段で売られていたりするので、ブレスレット1つとっても値段はピンキリです。
何万もかけて購入した方がいいとは言いませんが、1,000円台で売られているブレスレットは色がくすんでいたりするのであまりおすすめはできません。
色味によっても値段の違いは大きく、安価なものは黒や茶色に近い色が多い印象です。スギライトは濃い色ほど邪悪なものから身を守る力が強り、明るい色は癒しのパワーが強いとされています。自分の欲しい色やスギライトに求めている効果などに合わせて、購入価格を検討した方が良いでしょう。
安心してスギライトを購入するためのポイント
スギライトはプロでも偽物と判断するのが難しく、店によっては偽物と知らずに売っている場合もあるようです。お祭りなどで売られているものはプロが精査していないことも多いため、偽物が混ざっている可能性もあります。
スギライトは、プロがしっかり判別している信頼のできる専門店での購入をおすすめします。ネットなどで購入したい場合には、鑑別書付きのものを選ぶと確実です。