亥年(いのししどし)の守護石には、どんなパワーストーンがあるのでしょうか。今回はローズクォーツと紅翡翠の2つについてご紹介します。
目次
亥年の守護石その① ローズクォーツ
古代ローマやエジプトでは「美しさの秘薬」として用いられていたというローズクォーツ、亥年の守護石の美の秘密を解き明かしていきましょう。
ローズクォーツの意味・効果
愛と美の女神「アフロディーテの石」と呼ばれ、捧げられた薔薇名付けられたパワーストーンです。
ローズクォーツは「紅水晶」や「紅石英」という和名です。クオーツの形成過程でアルミニウムや酸化チタンが含まれたことで、乳白色なピンク色に変化しました。
亥年の守護石のローズクォーツは「愛と美しさと優しさ」を表します。「恋の悩みならローズクォーツ」と言われるほど恋愛に力を発揮します。女性の喜び、愛することの大切さを呼び覚ましてくれます。
それは、心を優しさや愛で包み自分を愛せるように導くからです。自分を認め愛せるようになることで、縁する家族や友人を大切にすることができます。そうすることで愛や優しさが循環し、人を惹きつける魅力的で素敵な人になっていくのです。
女性らしいパワーストーンですが、男性が持つことで思いやりや気遣いができるようになり、恋愛はもちろん、仕事でも細やかなところに気が付くようになり成果につながるでしょう。
石言葉
- 平和
- 真実の愛
- 真実の美
- 愛の告白
どんな人におすすめ?
亥年(いのししどし)の中でも特に「女性らしさを高めて綺麗になりたい」「自分を認めて好きになりたい」「過去の後悔やトラウマから解放されたい」「恋愛成就したい」人などにおすすめです。
亥年の守護石その② 紅翡翠
「真実を掘り起こす」と言われるパワーストーンで亥年の守護石でもある、紅翡翠の意味や効果をご紹介します
紅翡翠の意味・効果
13世紀の旧ビルマ、現在のミャンマーで華僑の商人によって発見されました。発見者が発掘場所を明かさなかったため、ミャンマーのカチン州が発見場所だと分かったのは18世紀になってからのことでした。
水辺の神聖な鳥とされた、カワセミの色彩鮮やかな羽の色のように似ていたことから名付けられました。 翡翠は「赤と緑の玉」という意味です。
古くから人々を守る守護石として「魔法の石」「奇跡の石」と呼ばれ、世界中の民族から崇められてきたパワーストーンです。
中国では「玉に五徳あり」という言葉があります。「仁、義、礼、智、信」の徳を備える高貴な石として敬われてきました。
満ちるほどの活力を与え生きることへの情熱を呼び起こします。意識を高め周囲や環境に流されずに自分にとって大切な真実が見極められるでしょう。
石言葉
- 仁徳
- 哲学
- 真実
- 冷静
- 信念
どんな人におすすめ?
物事の本質を見極めたい、穏やかで愛情深くなりたい、生きることを楽しみたい自分の望むものを引き寄せたい人におすすめです。
パワーストーンを選ぶときの注意点
気持ちが落ち込んでいるときや不安定なときに選ぶのは避けましょう。落ち着ているとき、明るい気持ちのときに選ぶことをおすすめします。
パワーストーンを選ぶときの注意点は、まず直観で選ぶことです。見た目の好みだけではなく、見たときに惹きつけられるような良い感覚でピンときたものは、そのときに必要な効果を持ったパワーストーンで、相性も良いです。
また、目的や願望で選ぶと良いでしょう。具体的であればあるほどパワーストーンを選びやすくなり、より高い効果を発揮するものを手にできます。
守護石の正しいお手入れの仕方は?
① ローズクォーツ
太陽光により退色や変色する可能性があるため、日光に長時間当てることは避けましょう。そのため、保管場所も直射日光を避け涼しい場所が良いでしょう。
汚れが気になる場合は水で軽く洗い、柔らかい布で拭き取りましょう。
② 紅翡翠
太陽光、塩分により退色や変色する可能性があります。
日光に長時間当てたり、運動など汗をかくときは外しましょう。温泉も外して入浴しましょう。
傷つきやすいため、普段は柔らかい布で拭き取りましょう。汚れが目立つときは水に中性洗剤を少量入れそのなかで浸しましょう。
乾燥しやすい性質のため、長期間保管し触れずにいるとひび割れてしまうこともありますので、気にかけこまめに触れることで手の油によって乾燥を防げます。多孔石で磨くと輝きを増す石です。