モリブデナイトの意味・効果・石言葉・相性の良い組み合わせまとめ

モリブデナイトは、ギラギラとした輝きが特徴で、主に原石のまま観賞用として親しまれている石です。どんな意味や効果を持つのか、詳しくみていきましょう。

目次

モリブデナイトってどんな石?詳しい意味

意味

モリブデナイトは硫化鉱物の一種で流水鉛鉱とも呼ばれ、世界各国、また日本でも産出される石を意味します。。他の鉱物の表面に付着して結晶化していたり、水晶の中にインクルージョンされている状態で発見されることもあります。

モリブデナイトの見た目は金属のような光沢が印象的です。反射するとさらにギラギラと輝きが増します。産出されたばかりのモリブデナイトは銀色をしていますが、時間の経過とともに表面が酸化し青みを帯びてくるのも特徴の一つです。

メタリックな見た目から硬そうな石に見えますが、実は硬度1~1.5で人の爪よりも柔らかい鉱物です。爪で簡単に傷がついてしまいますし、小さなものであれば折り曲げることもできます。そのため加工が難しく、原石として流通していることが多いパワーストーンです。

また、最近ではモリブデナイトが集積回路で使われるシリコンの代用として利用できることが判明しました。シリコンを使うよりも集積率を上げられるうえ消費電力も少なくなるというメリットがあり、注目を集めています。

歴史・言い伝え

モリブデナイトという名前は、石の主成分となる金属元素モリブデンから付けられました。モリブデンは人間の身体の必須元素の一つで、造血や体内の銅の排泄、尿酸の生成と関係があります。モリブデンは、モリブデナイトの産出に伴って初めて発見されたのが歴史のはじまりです。

そもそもモリブデンという名前はギリシア語でを意味し、方鉛鉱という鉛のことをモリブデナと呼んでいました。そのうちに方鉛鉱と似た銀白色の鉱石を総称してモリブデナというようになり、モリブデナイトも、もともとはモリブデナの一つでした。ですが、モリブデナイトから新しい元素が発見されるとなぜかモリブデンと名付けられ、鉛を意味する言葉なのに鉛ではない鉱物にその名前が付いてしまったという不思議な歴史があります。

モリブデナイトの効果

効果

  • 強靭、タフな精神力を身に付ける
  • 勇気を与える
  • ネガティブを遠ざける

力強い輝きを放つモリブデナイトは、ネガティブなパワーを払いのけ、逆境に負けない精神的な強さを引き出してくれる効果のある石です。

周囲からの雑音をはねのけるだけでなく、潜在意識に働きかけることで自分自身のネガティブな思考パターンや行動パターンまでもを変化させる手助けをしてくれます。自信を取り戻し、どんな厳しい状況でも「私ならできる」という強い自信と信念を持って成功へと進んでいくことができます。目標達成をするために必要な判断力や洞察力も与えてくれる石です。

また、潜在意識への影響が強いので、寝るときに近くに置いておくと夢の中で気づきを得られるともいわれています。

石言葉

  • 強靭
  • 行動力
  • 判断力
  • 勇気
  • 浄化

マイナスなエネルギーを浄化し、勇気を持って前進する手助けをしてくれます。また、そのための行動力や判断力も授けてくれます。

こんな人におすすめ

  • 絶対に成功させたい目標がある方
  • ネガティブな思考や行動のパターンを変えたい方
  • 周囲の人の悪影響から身を守りたい方

目標達成への道のりを強くサポートしてくれます。受験や試合、プレゼンなど、ここ一番の局面を控えている方のお守りとなってくれるでしょう。

モリブデナイトのお手入れ・浄化方法

お手入れ・浄化方法

  • クラスター
  • セージ
  • 月光

太陽光と水に弱いので、それ以外の浄化方法がおすすめです。非常に柔らかいパワーストーンなので衝撃を与えないようお気を付けください。

相性の良い組み合わせは?

モリブデナイト × ウルフェナイト

ウルフェナイトは持つ人の霊性を高めてスピリチュアルなメッセージを受け取りやすくする効果を持つ石です。黒っぽい色で鉛に近い外見をしていますが、モリブデナイトと同じモリブデンが主成分です。そのためモリブデナイトとは相性がよく、両者のエネルギーが調和した状態で発揮されます。

身につけた方は、霊性や潜在意識が研ぎ澄まされる感覚を覚えるでしょう。

モリブデナイトの基本データ

英名Molybdenite
和名輝水鉛鉱
産地アメリカ、カナダ、中国、ペルー、日本 など
銀白色、明鉛灰色

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