この記事では、貴石の意味や種類を紹介します。また、半貴石との違いも詳しく解説します。
目次
貴石の意味と定義
貴石とは高値で取引される宝石のことを示す言葉です。
高値の宝石の分類としてはダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドの4大宝石がメインとされております。
定義としては石の硬度が7.5以上とされていますがいまだに明確な判断基準はないといわれています。
貴石、半貴石とありどのように違いを見分けるのかの定義はいまだに定まったものではありません。そこで、今回はその違いの言われをまとめていきます。
半貴石との違いとは
貴石と半貴石に区別をつけることは未だに議論されているようです。
モース硬度の高さだけで区別をしてしまっては明確な判断ができずに本来貴石になる石が半貴石になっていることもあります。そのため本当の違いは先ほども書いたように明確ではないようです。
専門家による判断ではありますが現状では貴石扱いにならないものが半貴石と言われております。
貴石の種類は何がある?
実際のところ貴石といわれるものはどれだけあるのでしょうか。「たくさんの種類があるのかな?」「希少価値が高いといわれてるから少ないのかな?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
では、貴石といわれているものをあげていきます!
主な貴石の種類一覧
- アクアマリン
- アレキサンドライト
- エメラルド
- オパール
- ブラックオパール
- ガーネット
- キャッツアイ
- サファイア
- ジルコン
- スターサファイア
- スタールビー
- スピネル
- ダイヤモンド
- タンザナイト
- トパーズ
- トルマリン
- パライバルトリマリン
- ヒスイ
- ペリドット
- ルビー
主な石はこちらの合計20種類です。
有名な貴石まとめ
冒頭にも書いたように、有名とされている貴石は4大宝石とされている、ダイヤモンド、サファイヤ、ルビー、エメラルドです。
しかし、そのほかの貴石の中にもよく耳にする宝石の名前はあります。
たとえばヒスイはアジアでは硬度的には一番高いとされておりますのでダイヤモンド以上の価値となることもあります。また、このような判断の仕方から鉱石と半貴石の区別に物議が持ち上がっているとも言われています。
貴石の価値とは
硬度や希少性、見た目の輝きに大きく変動があるものが貴石です。
ある一定のクオリティーをクリアしなければどんなに珍しいといわれている石でも半貴石扱いになってしまえば市場価格も変わってしまいます。たとえば、パライバルトルマリンのように希少価値が高い石になると小さなカラットであってもダイヤモンドよりも高価なものになっております。