パワーストーンは奇数と偶数どっちがいい?自分で玉数を増やす方法

パワーストーンを選ぶときは、基本的には直感に任せれば良いといわれています。しかし、迷ったり、買ったものの効果が感じられなかったりする場合には玉数に気を配ってみると良いかもしれません。

この記事では、主に奇数・偶数とパワーストーンとの関係について解説します。

目次

パワーストーンの玉の数がもつ意味

昔から世界各地で、数には力や意味があると信じられ、数秘術や吉数・凶数など数による占いも古くから用いられています。

数の縁起が良いか悪いかは国や文化によって違うので、それほど気にする必要はないでしょう。でも、偶数、奇数、そして素数は、世界で共通の数の認識です。それらが数として持つ力はパワーストーンの効果にも影響し、数によって効果を引き出したり、逆に打ち消したりするとも言われます。

奇数・偶数による数の特性やパワーストーンとの相性を知り、上手に活用したいですね。

奇数?偶数?おすすめの玉の数

奇数がいいか偶数がいいかは、パワーストーンの種類の数によって変わります。

奇数がおすすめの場合

使用するパワーストーンが1種類の場合は、奇数にするといいでしょう。 石の数を奇数にすると石同士の干渉を防ぐので、それぞれの石が持つパワーを純粋に発揮することができると言われています。

とくに素数にするとパワーが混じり気のないものになり、ダイレクトに持ち主に注がれると言われます。素数とは、1とその数以外では割り切れない、つまり約数を持たない数のことで、2、3、5、7、13、17、23などがあります。このうち2だけが偶数なので、それ以外の数がおすすめです。

偶数がおすすめの場合

複数の種類のパワーストーンを組み合わせる場合は、偶数にするといいでしょう。 偶数にすると、奇数とは反対に石同士が干渉するため、異なる種類を組み合わせた場合にはお互いの効果を増幅して高めあうことができると言われます。

とくに、その数を掛け算の解としたときに、偶数同士をかけて出された数にすると理想的です。たとえば、2×4の解である8、4×4と8×2の解である16などがあります。

偶数がいいといわれる理由とは

複数の種類のパワーストーンを組み合わせるなら偶数がいいと言われる理由には、先にも触れたように、石が干渉しあって効果が増幅されるという数としての効果以外にも、形としての効果があります。

複数にすることで、ブレスレットはシンメトリー(左右対称)になりなす。そうすると、輪にした時に向かい合う石同士が呼応し、互いに効果を高めあうと言われます。

デザインとしてもシンメトリーはバランスが良く美しいです。もしシンボルとしての石を一つ入れたい場合も、それ以外の石を偶数に揃えることで、シンボルの石を中心にシンメトリーにすることができます。

ブレスレットの玉数を増やす方法

ブレスレットのサイズが合わない場合や効果を高めるために玉数を変えたい場合は、自分で玉数を調整することができます。自分ですると材料費だけで済むし、なにより大切なパワーストーンを長い間手元から離さなくて済みます。

一度材料を揃えてやり方を覚えれば、いつでも好きな時に修理や調整ができるしゴム紐の交換もできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

パワーストーンビーズを入手する

パワーストーンを粒売りしてくれる専門店で、増やしたい石を必要な個数だけ購入します。実際に自分で見て選べるお店があれば理想的ですが、最近はネットで粒売りしているショップもたくさんあり、一粒から購入できる店もあります。種類もサイズも豊富なので、近くにお店のない人や買う時間のない人でも簡単に入手できます。

ただ、実際にブレスレットに合わせながら決められないので、石のサイズはできるだけ正確に測ってお店の人に伝えましょう。

アクセサリー用のゴム紐を入手する

一般的にパワーストーンアクセサリーに使うゴム紐にはシリコンゴムオペロンゴムの2種類があります。どちらのゴムも専門店はもちろん、普通の手芸店やホームセンターでも扱っており、大巻きで数百円ほどで手に入ります。

シリコンゴムはテグスに似た透明な見た目で、太さを選んで購入します。パワーストーンに使う場合は0.8~1.0㎜が良いでしょう。石に通した時に紐が目立ちにくいので、石の色を損ないません。

オペロンゴムは1本がとても細いので二重にして使います。大きめの石の場合は四重にするなど、太さや強度を調整できます。ただ、穴に通すときにはワイヤーなどの丈夫でしなやかな副素材が必要です。石に通した時に糸が目立つので、それを利用して様々な色が揃っています。透明度の高い色のついたパワーストーンに同系色のゴムを使うと色味をより引き立て美しく見せ、また無色透明の石に色付きの糸を使って変化を楽しむことができます。

ブレスレットを解いて石を足す

材料はこれだけです。準備が整ったら、もとのブレスレットを石がバラバラにならないよう注意しながらそっと解いて、増やしたい石を加えたい場所に入れて新しいゴムに通します。

最後に両端を結ぶのにコツがいりますが、YouTubeなどで“パワーストーンブレスレット ゴム交換”や“シリコンゴム 結び方”、“オペロンゴム 結び方”などと検索すると丁寧な解説動画がたくさん出てくるので、参考にしながらやってみましょう。

パワーストーンを自分で整理する注意点

パワーストーンを粒で手に入れたりブレスレットを調整して外したりした場合、そのパワーストーンはどのように整理したらよいでしょうか。鉱物としての変質を防ぐことはもちろん、石の持つパワーを保つためにも、適切に整理・保管することが大切です。

水晶クラスターの上に置く

パワーストーンを保管する場合は、石の持つエネルギーを保持したままの状態にしておくと良いと言われます。そのためには、水晶クラスターの上に置いて保管すると良いでしょう。

そうすれば、浄化と同時に常にエネルギーをチャージした状態で保管できます。クラスターはこまめにホコリを払い、水ですすいできれいに洗いましょう。

石ごとに分けて整理する

バラの状態で複数の種類の石がある場合、それらを一カ所に置くと石同士がぶつかって破損したり色が移ったりする危険もあるし、パワーが混乱してしまう恐れがあります。石ごとに分けて、それぞれをアクリルケースやジュエリーケースなどに整理するといいでしょう。

保管場所は、直射日光が当たらず温度変化の少ない静かな場所が適しています。石によって湿気に弱い、逆に湿気を好むなどの特性があるので、その石の特性を調べ、石にとって快適な場所に置くと良いでしょう。

大切なパワーストーンは、身に着けない間も適切な方法で整理しましょう。そうすることで、石は大きなパワーを発揮できるでしょう。

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