この記事では、キンバーライトの天然石について解説します。意味・効果・石言葉・相性のいいパワーストーンなどをまとめました。
目次
キンバーライトってどんな天然石?詳しい意味
意味
キンバーライトは、岩の中にダイアモンドを抱えていることから、異質なものを受け容れる「受容」お母さんのようなぬくもりの「母性」を意味していると言われています。
ただ、ダイアモンドの母岩ということから採掘業者に砕かれてしまうことが多く、流通するはとても稀な貴重な天然石なのです。
歴史・言い伝え
キンバーライトは、南アフリカにあるキンバリーという地域で19世紀中頃に見つかった歴史が名前の由来だと言われています。この石は、地球の深部でできたダイヤモンドを地表へ運び上げる、キンバーライトマグマというものが冷え固まったもので特殊な火成岩なのです。
キンバーライトの効果
効果
キンバーライトは、ダイヤモンドの母岩であることから、育児に関することに効果があるパワーストーンとされています。
母性を育てるとも言われ、出産、育児のときにそばに置いておくと、出産のときの痛みや子育ての時のイライラを和らげてくれると言われているのです。出回っているキンバーライトのほとんどは、アクセサリーではなく置物としてです。リビングや寝室など、ちょっと一息つきたいという場所に置いておくと、キンバーライトのパワーストーンがもつエネルギーを受け取ることはできるでしょう。
さらに、さまざまな成分が混ざっているキンバーライトには、人間関係を改善してくれる効果もあるとされています。異なる考えや文化を受容し、理解する必要がある人を守護すると言われています。異質の相手の意見もしっかりと受けとめられるようにサポートしてくれたり、大きな変化が起きて、価値観の違いが影響する場所では、精神的に動揺しないように守ってくれるとも言われているのです。
石言葉
- 受胎
- あなたを守る愛
こんな人におすすめ
母性を象徴するキンバーライトは、出産を控えている妊婦さんや子育て中のお母さんなどにおすすめのパワーストーンです。子育てなど体力的にも精神的にも苦しい時に、その辛さを和らげてくれるはずです。
さらに、異質の物も受け入れるという性質から、海外に出る仕事や異文化との交流など、異質のものと関わることが多い仕事をしている方にもおすすめです。シェアハウスで暮らす、同棲する、結婚するなどの変化にも、心が疲弊しないように掩護してくれるとされています。
キンバーライトのお手入れ・浄化方法
お手入れ・浄化方法
- 柔らかい布で優しく拭く
キンバーライトはアクセサリーとして出回っていることはほとんどありません。そのままの形で販売されていることがほとんど。お手入れとしては、柔らかい布で優しく拭くことをおすすめします。
相性の良い組み合わせは?
キンバーライト × ダイヤモンド
キンバーライトの表面に小さなダイアモンドの原石がのぞいている鉱物標本があります。鉱物やパワーストーンのファンからとても愛されているレアなものです。このダイアモンドがのぞくキンバーライトは、「自分と向きあう」という意味もあるのだそうです。不安や悲しみといったネガティブな感情は過去のものとなり、成長を感じることができるようになるでしょう。
キンバーライト × クンツァイト
キンバーライトの母性の意味と、クンツァイトの愛という意味が組み合わさり、幸福を招くといわれるパワーストーンの組み合わせです。
クンツァイトのアクセサリーをキンバーライトの上に置いて休ませるという組み合わせ方もあるそうです。こうするとイライラした気持ちを取り除いてくれ、優しい気持ちに転換してくれるでしょう。愛情の気持ちが湧き上がってくるので、周囲の人にも優しい気持ちになれると言います。
キンバーライト × ペリドット
少しの光でも輝くペリドットは、身に着けている人の魅力や才能を引き出してくれる石と言われています。キンバーライトと組み合わせることで、夫婦愛やパートナーシップを深めることができると言います。キンバーライトのタンブルとペリドットのアクセサリーの組み合わせで、人間関係をよくすることも期待できるそうです。
キンバーライトの基本データ
英名 | kimberlite |
和名 | キンバリー岩 |
産地 | オーストラリア、南アフリカ、ロシア、中国など |
色 | 灰色、灰青色 |