スコロライトは薄い紫色をした可愛らしいパワーストーンです。意味や効果にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく紹介していきます。
目次
スコロライトってどんな石?詳しい意味
優しい姿をしているスコロライトの意味や歴史を見ていきましょう。
深く理解すればするほど、見た目通りで期待を裏切らないパワーストーンだということがわかり、より魅力的に見えますよ。
意味
スコロライトは「幸せに気付く」という意味を持っていると言われています。
自分自身を認め、心の傷や強張りを癒してくれる石で、小さな幸せを感じられる余裕を与えてくれるでしょう。
歴史・言い伝え
スコロライトはもともとアメジストで、アメジストを加熱処理して特殊な美しい輝きを放つものを「スコロライト」と呼んでいます。
アメジストよりも透明感がありますが、薄い紫色をしているのはアメジストであった名残なのです。
加熱処理の過程は簡単なものではなく、ほとんどが割れたり濁って透明度が低くなったりするそうです。
それでも、スコロライトに魅了されてしまった人々は、アメジストとは別次元の美しさを求めてアメジストの加工を続けるでしょう。
スコロライトの効果
スコロライトの効果は、「幸せに気付く」意味を持つ石らいし優しいものとなっています。
幸せへの第一歩は、まず自分のありのままを認めて受け入れること。スコロライトを持つと自分を素直に容認できるようになり、心の余裕やリフレッシュに繋がっていきます。
効果
- 心身のリラックス
- 自信が持てる
- 感受性の高さ
- 幸せへの誘導
スコロライトは、持ち主の心や体の緊張を解きほぐし、リラックスさせる効果があります。
自分を認めて愛することができるので、ある程度自分に自信が持て、小さな失敗などが気にならなくなります。
心の余裕ができることから感受性が高くなり、平凡な幸せを喜べるようになり、そういった毎日を送ることで真の幸福へと進んでいけるでしょう。
石言葉
- 純愛
- 素直
- 解放
- インスピレーション
スコロライトの石言葉は温かい言葉ばかりで、ほっとするものが多い印象です。
大きな何かを求めるのではなく、現状の幸せに気付くためのワードが並び、今の自分について考える機会を与えてくれるでしょう。
こんな人におすすめ
- 自分らしさを取り戻したい
- 自分を成長させたい
- 恋愛面でいい人と巡り合いたい
スコロライトは自分を認めて容認するパワーを与えてくれるので、自分らしさを見失っている人が持つと本来の自分に戻ることができるでしょう。
また、自分で自分を認めることができれば心を何倍にも成長させることができます。
心に余裕を持ち、自分自身が成長すると、恋愛面でも最高のパートナーと巡り合う機会が訪れるでしょう。
スコロライトのお手入れ・浄化方法
スコロライトのお手入れや浄化方法について説明します。
アメジストと同様、紫外線に弱い特徴があるので、太陽光での浄化には向いていません。また、直射日光が当たらないところで保管するなど、日ごろの扱いにも注意しましょう。
お手入れ・浄化方法
- セージ
- クラスター
- 月光浴
- 流水
スコロライトの浄化方法は、セージ、クラスター、月光浴、流水がおすすめです。
硬度が高いので耐久性に優れており、アクセサリーなどに用いやすくなっていますが、使用後は汗や皮脂を拭き取ると良いでしょう。
相性の良い組み合わせは?
スコロライトと相性の良いパワーストーンを3つ紹介します。
今回は、愛や人を育むブルーカルセドニー、心を前向きにしてくれるクンツァイト、スコロライトの元々の姿であるアメジストとの組み合わせから来る効果を解説します。
スコロライト × ブルーカルセドニー
ブルーカルセドニーは友人や恋人、家族など、大切な人との繋がりを強化してくれる石です。
スコロライトの自分自身を認める効果と合わされば、社交性を高めて過ごしやすい人間関係を育めるでしょう。
大切な人と絆を深めたいとき、大勢の人が来る集まりに参加するときなどに効果的です。
スコロライト × クンツァイト
クンツァイトは恋愛面で心を前向きにしてくれる石なので、スコロライトと組み合わせると幸せへ誘導してくれる力が強まり、恋愛運アップに繋がります。
自分の成長や誰かを愛することを心から喜べるようになり、毎日が充実したものになるでしょう。
恋愛に対して臆病だったりやる気が出なかったりするときなどに最適です。
スコロライト × アメジスト
アメジストはスコロライトを加工する前の姿なので、相性としては抜群です。
スコロライトの力が強まり、適切なときに適切な効果を発揮してくれるようになります。
スコロライトと何を組み合わせるか迷ったら、アメジストを選択しておけばまず間違いありません。
スコロライトの基本データ
英名 | Scorolite |
和名 | 藤雲石 |
産地 | ブラジル |
色 | 薄紫、藤色 |