本物の真珠の値段って?偽物との見分け方

真珠といえばアクセサリーの王道で、真珠のネックレスやピアス、イヤリングに憧れを抱く女性も多いですよね。しかし、そんな真珠は偽物が販売されていることも多く、本物との見極めが難しいです。

ここでは、本物と偽物の真珠の見分け方や、上質なパールを手に入れる方法を紹介します。

目次

自分でできる!本物の真珠を見分ける方法

本物の真珠かどうかを見極めるための最初の判断は、1番最初に触れた際に冷たいかどうかです。

イミテーションパール(模造真珠)は常温で生暖かい感覚ですが、海中の成分を含んでいる本物の真珠であればひんやりとしていて冷たいです。ずっと触れていると体温が移って暖かくなってしまうため、最初に触れた瞬間に冷たいと思ったかどうかが大切です。

また、真珠同士を軽く擦り合わせたときにザラつきを感じるかでも判断できます。自然の中で生まれた真珠は結晶の塊で、表面が少しザラザラしています。イミテーションパールは表面がツルツルしていて、擦り合わせても抵抗なく滑ります。イミテーションパールは通常の真珠より軽いケースも多いので、あまりにも軽いものは偽物だと判断した方が良いでしょう。

まだある!本物と偽物の判別方法

真珠は自然の中で生まれるものなので、1つとして同じ形のものはありません。同じ丸に見えても、わずかに形が違ったり輝き方が違ったりとどこかしらに異なる点がある場合が多いです。ネックレスなどで、全てが全く同じ形、輝きをしているものなどは偽物を疑った方が良いです。

真珠に空いている穴で本物か偽物か判断することも可能です。ネックレスなどで糸を通す穴が綺麗に空いている場合は、本物の可能性が高いです。イミテーションパールは塗料が穴を塞いでいたり、表面の塗装が剥がれていたり、穴の形が歪だったりします。本物か疑わしい場合は、穴が綺麗に均一に空いているかも確認しておきましょう。

本物のパールに共通する特徴

本物の真珠は、ブラックライトに当てると光るという特徴があります。イミテーションパールはブラックライトに当てても変化はありませんが、本物の真珠はブラックライトに当てると青緑っぽく光り輝きます。

家にブラックライトがある人は、真珠にライトを当ててみるのが1番簡単な判断方法です。擦り合わせる時に力を入れすぎてしまうと、真珠を傷つけてしまったりする可能性もあるので、真珠を傷めてしまわないためにはブラックライトでの判断が安全です。

いくらする?本物のパールの平均相場

本物の真珠でも値段はピンキリで、安いものでは5,000円程度で購入できます。しかし、そういったものは質が悪く、傷があったり形が歪んでいたりする可能性が高いです。冠婚葬祭などで使用する場合には30,000円程度からが基準になりますが、しっかりとしたものを選ぶなら5万円程度で購入した方が安心です。

真珠の研究をしている真珠科学研究所が発行している鑑定書付きの真珠を購入するには、10万円ほどは必要になります。

真珠は価格帯が広いために価格競争が起こりにくく、人によって平均相場は変わります。自分が欲しいラインに合わせた価格設定を確認しましょう。本物の真珠を購入する際には、鑑定書付きで販売しているものを購入すると安心です。

上質なパールを手に入れたいときは?

真珠の中にも種類があり、主に淡水パールとアコヤ真珠の2種類です。低価格での購入であれば淡水パールである可能性が高いです。高価で上質なものであれば、アコヤ真珠をオススメします。アコヤ真珠は真珠の中でもブランド品のような扱いなので、上質なものが揃っています。

真珠は通販などでも気軽に購入できますが、値段がピンキリで質に差が出やすいため、一番確実に選ぶ場合は自分で店舗に出向いた方が安心です。自分の判断に自信がない、店舗に行く余裕がない人は通販でもいいので、鑑定書付きのアコヤ真珠を手に入れるのが一番安全に上質なパールを手に入れることができます。

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